下記では上記のステップで記載された定番の自己PRの例文の型をいくつかご紹介します。
新卒者(観光業)
私の強みは「積極性」と「学んだことをすぐに実践に移せる行動力」です。
学生時代は観光学を専攻し、地域観光の企画やボランティア活動に参加しました。
観光案内やイベント運営では、多様な来訪者に分かりやすく情報を伝える工夫を行い、参加者から好評をいただきました。
また、ゼミ活動ではチームでの企画立案や資料作成を担当し、計画を実際のイベントにつなげる経験を積みました。観光業界で働くうえで求められる協調性や実行力を培えたと感じています。
今後は積極的に現場で経験を重ね、観光業を通じて多くの方に喜んでいただけるサービスを提供していきたいと考えています。
異業種転職者(総務人事ー→現場マネージャー)
私の強みは「人をまとめる力」と「現場に寄り添う姿勢」です。
前職ではメーカーの人事総務として、勤怠管理や研修企画を担当し、社員の定着率改善に取り組んできました。
特に新人向けの接遇研修では、社内だけでなく取引先からも高い評価をいただき、研修後のアンケートでも満足度90%を達成しました。
こうした経験から「人を育てること」と同時に「お客様に直接喜ばれる現場」に携わりたいという思いが強くなり、観光業界への転職を志望しました。
接客スタッフとしての視点を持ちつつ、現場の声を吸い上げ、チーム全体のサービス品質を高めていけるマネージャーを目指しています。
今後はこれまで培った人材育成や調整力を活かし、観光業の現場でお客様に安心と感動を届けられる環境づくりに貢献したいと考えております。
異業種転職者(ホテルフロント→旅行コーディネーター)
私の強みは「臨機応変な判断力」と「多国籍スタッフとのチームワーク」です。
これまでビジネスホテルのフロント業務を5年間担当し、予約対応・チェックイン対応・クレーム対応など幅広く経験してきました。
特に満室時にお困りのお客様へ迅速に近隣施設をご案内し、感謝いただいた事例など、状況に応じて最適な判断を行う力を磨いてきました。
また、フロント業務では外国籍のお客様対応も多く、英語を中心としたコミュニケーションを重ねてきました。
さらに、清掃・レストラン部門との連携を強化するために情報共有の場を自ら設け、業務改善やクレーム削減につなげてきました。こうした取り組みが評価され、社内で2年連続「優良スタッフ賞」を受賞しています。
特に、御社の「国際色豊かな環境で、顧客対応と社内オペレーションの両面を担う」という方針に強く共感しており、自己管理を徹底しながら責任を持って業務を遂行できる点、柔軟なコミュニケーション力を活かした調整能力はまさに活かせると考えています。
今後は、これまでの接客経験とサービス改善の実績を基盤に、旅行コーディネーターとして旅行会社や現場をつなぎ、安心と満足を提供する存在として貢献していきたいと考えています。
同職種転職の自己PRの例文(広報・マーケティング)
私の強みは「企画力」と「制作物を通した課題解決力」です。
前職では、広告デザイン(チラシ・DM・イベント案内)、施設サイン、アンケート、社内報のバナー、動画や写真など幅広い制作物の企画・制作・進行管理を担当してきました。
IllustratorやCanva、CapCutを活用し、制作物を通じてイベントやプロジェクトの目的を達成することに注力し、社内外から高い評価をいただきました。
特に、制作の過程でコンセプト設計からデザインまで一貫して携わることで、企画意図が伝わるクリエイティブを生み出せる点が強みです。
また、チームとの調整やスケジュール管理を徹底することで、期限内に高品質な制作物を納品してきました。
今後は、これまでの経験を活かしつつ、ワークライフバランスを大切にしながら、コンセプト設計から制作まで一貫して関わる環境でさらにスキルを磨き、より戦略的で効果的な広報・マーケティング活動に貢献していきたいと考えています。
転職成功の第一歩!伝わる自己PRを作成して内定をつかみ取ろう!
本記事ではスカウトや転職活動で使える、自己PRの書き方についてご紹介しました。
一度しっかり自己PRを考えておくと、面接や履歴書作成にも役立ちます。
是非本記事を参考に質の高い自己PRを作成してみてください。